追い込み馬として現役で走っている競走馬はちらほら存在しています。
しかし、近年追い込みという戦法で戦っている競走馬が少なくなってきているとの噂があります。
強力な戦法じゃないから、脚質が追い込みタイプじゃないから・・・というような理由ではありません。
・追い込み馬として現役で走っている競走馬は少なくなっている
・現役で追い込み馬として活躍している競走馬3選ご紹介!
今回は、追い込み馬で現役で走っている競走馬3選一挙ご紹介します。
目次
現役で追い込み馬として走っている競走馬は少なくなっている
2021年のG1レースで、逃げ馬が優勝したものはありませんでした。
ここから、追い込み馬が全く勝利を得れるわけではないのかと言ったら、全然そんなことはありません。
追い込み馬が決してダメというわけではなく、その追い込みという戦法で戦っている競走馬が年々少なくなっていることが主な原因だと考えられています。
脚質が追い込みかどうかというのは、最後の直線距離であるその時のポジションで判断されます。
なので、レース開始から終盤まで、後方の方にポジションが置かれていた状況であっても、追い込み馬としてデータに残ってしまいます。
だがこういった場合、長い直線距離で最後に追い込んだということではないので、追い込み馬が敗北したというより、その時に追い込みという戦法を取らなかった競走馬が皆無だったというのが正論だと言えます。
追い込み馬の代名詞である「デュランダル」「ブエナビスタ」「ブロードアピール」のような競走馬は、現役の競走馬の中ではなかなかお目にかかることはないかもしれません。
だが、もしかしたらそのような競走馬が今後、誕生するかも分かりません。
競馬界の今後の活躍をしばらく様子見して、強い追い込み馬が実際に現れることを待ち望む…
それが、私たち競馬ファンが唯一できることだと感じられます。
現役で追い込み馬として活躍している競走馬3選ご紹介!
上記で追い込みとしての戦法を行っている競走馬は近年少ないと記載しました。
しかし、今現役で活躍している強力な追い込み馬は少なからず存在してます。
その現役で追い込み馬として活躍している競走馬は、以下の通りです。
・ディープモンスター
・グランアレグリア
・サトノレイナス
どの競走馬もレースでしっかりと結果を残しています。
これらのことについて詳しく説明いたします。
ディープモンスター
ディープモンスターは、日本の競走馬です。
父馬はあのディープインパクトとなります。
競走馬の名前の由来は「父名の一部+怪物」からきています。
2020年2歳の頃に小倉競馬場の新馬戦にて武豊を騎手として率い、初デビューを飾る予定だったがレース直前にて放馬が原因で除外となってしまいました。
次のレース、京都競馬場の新馬戦で改めてデビュー飾り、単勝オッズ1.4倍の1番人気を得ました。
競走馬のアルバーシャに、1馬身半の差をつけて見事1着にゴールを決めました。
その次のレースで選択したのは、阪神競馬場で開催されたエリカ賞。
そのレースでは、前半の走行具合があまりよろしくなく、1000mで64秒というスローペースで走行。
これが決め手だったのか、2番手から走行していたアドマイヤハダルに半馬身の差をつけられて2着に留まりました。
2021年3歳の頃、中京競馬場で実施された梅花賞のレースに出馬。
単勝オッズ2.0倍で1番人気を得ました。
ゴール直前において、他の競走馬に0.2秒の差をみせつけて見事勝利に輝きました。
同年2月に行われた、阪神のすみれステークスのレースでは、スタート時上手くダッシュすることができず、後方から追いかける形のスタートとなりました。
しかし、その後の巻き返しによって前の方のポジションに位置付けし、2着だったグロリアムンディに0.4秒の差をみせつけて1着にゴールしました。
見事、優勝を手にすることができました。
グランアレグリア
グランアレグリアは、日本の競走馬になります。
こちらも父馬はディープインパクトになります。
グランアレグリアという名前は、スペイン語で「大歓喜」という意味があります。
2016年、北海道安平町のノーザンファームにて誕生いたしました。
2018年2歳の頃、東京競馬場の新馬戦でクリストフ・ルメールを騎手として率い、華々しいデビューを飾りました。
2着であったダノンファンタジーに前半から後半まで大きな余裕を見せて、2馬身の差をみせつけて 楽々と勝利を得ました。
この2歳の初デビューで、そのタイムはなんと1分33秒6という記録が。
2歳の新馬レコードだった1分34秒7を見事に更新し、驚異的なタイムをこのレースで魅せることができました。
同年のサウジアラビアロイヤルカップでは、夏場の休養があってか、牡馬相手+18kgの体重だったのにも関わらず、競馬ファンから単勝オッズ1.3倍の人気を得ました。
レースはスタート時ゲートにて遅れてしまい、前半は後方からの追い上げという形となってしまいます。
しかし、驚異的な追い込みをみせて2番手に追いつき、最後の直線距離は余裕の表情を見せ、2着だったドゴールに3馬身半の差を見せつけて、見事無傷で勝利を得ることができました。
これで重賞制覇を成し遂げることができました。
サトノレイナス
サトノレイナスは日本の競走馬です。
父馬はディープインパクトとなっております。
サトノレイナスといわれるその名前の由来は、冠名+スペイン語から「女王たち」という意味が込められています。
2018年に、ノーザンファームで誕生いたしました。
2020年の2歳の時に、東京競馬場の新馬戦で初のデビューを飾りました。
騎手はクリストフ・ルメールを率いて、レースに出馬します。
スタートの時に出遅れがあったものの、直線距離にて2着であったジュラメントを追い抜いて3/4馬身の差をみせつけ、見事優勝を手にすることができました。
次のレースの中山競馬場のサフラン賞でも、道中で競走馬の集団の後ろの方に位置づけられていましたが、直線距離にて一気に駆け上がり2着であったテンハッピーローズを抑え、見事1着にゴールを決めることができました。
これで、2回連続で勝利を果たすことができました。
まとめ
今回は、追い込み馬で現役で走っている競走馬3選一挙ご紹介いたしました。
ディープモンスターは2020年2歳の頃に小倉競馬場の新馬戦にて武豊を騎手として率い、初デビューを飾る予定だったがレース直前にて放馬が原因で除外となってしまいました。
次のレース、京都競馬場の新馬戦で改めてデビュー飾り、単勝オッズ1.4倍の1番人気を得ました。
競走馬のアルバーシャに、1馬身半の差をつけて見事1着にゴールを決めました。
グランアレグリアは、2018年2歳の頃、東京競馬場の新馬戦でクリストフ・ルメールを騎手として率い、華々しいデビューを飾りました。
2着であったダノンファンタジーに前半から後半まで大きな余裕を見せて、2馬身の差をみせつけて 楽々と勝利を得ました。
この2歳の初デビューで、そのタイムはなんと1分33秒6という記録が。
サトノレイナスは、2020年の2歳の時に、東京競馬場の新馬戦で初のデビューを飾りました。
騎手はクリストフ・ルメールを率いて、レースに出馬します。
スタートの時に出遅れがあったものの、直線距離にて2着であったジュラメントを追い抜いて3/4馬身の差をみせつけ、見事優勝を手にすることができました。