競走馬の脚質はどの種類かによって、レース展開を大きく左右させるものです。
その脚質の情報をいち早く入手すれば馬券を購入する際、どの脚質の馬を選べば有利なレース展開になっていくのかしっかりと判断することができます。
・脚質についての競馬情報をそれぞれまとめて解説
今回は、脚質についての競馬情報をまとめてご紹介します。
競馬で勝ちたいなら馬事総論もご覧ください。
脚質についての競馬情報をそれぞれまとめて解説
脚質についての競馬情報は、以下の通りにまとめてあります。
これらのことについて詳しく見ていきます。
競馬 差し馬
差し馬としての代表馬は、シャフリヤール、グランアレグリア、クロノジェネシスの3頭です。
これらの競走馬は、差しとして非常に強い力を発揮するため、差し馬候補にするなら彼らがおすすめです。
ちなみに、差し馬が得意とされるレース条件は、ハイペースでレースが行われている時が非常に優位だとされています。
逃げ馬もしくは先行馬がレース途中でスタミナがどんどんなくなっていきやすくなるため、ペースがだんだん遅くなっていきます。
その分、レース中盤~最終にかけて差し馬が優位に立つことができます。
差し馬 現役
エフフォーリアは、2歳の頃に、北海道の札幌の2歳新馬戦に騎手横山武史を率いて出馬を決定しました。
人気順位は見事1位に輝きました。
道中ぐらいになるとなんと3位の順位を確保し、最後の直線距離にて前走に走っている競走馬を見事に 抜かしていきました。
1番先頭であったエスコバルを僅差で振り切って、見事デビュー戦を戦い抜きました。
シャフリヤールは、2歳の頃に、京都で開催された2歳新馬戦で騎手福永祐一を率いてレースに初参加。
競馬ファンは1番人気として、候補に挙げられていました。
道中では競走馬の集団の中の前方で力をためて、最後の直線距離にて一気に力を爆発させ前に大きく進む形となりました。
1番最初に先頭に切ったヴィヴァンと互角の勝負を経て、見事にその競走馬を制して優勝し華々しいデビュー戦を飾りました。
差し馬 ランキング
ウオッカは牝馬として64年ぶりに勝利に導いた、日本ダービーをプラスするG17勝を果たした競走馬です。
ダイワスカーレットとワンツーフィニッシュの決着戦が合計で3回もありました。
その時、非常に強いとされていた牝馬が、このレースの盛り上がりに参戦してくれました。
引退後はこの馬主の希望によって、繁殖牡馬としてのサンデーサイレンス系の系統が混合されないように実施されています。
その他にも、素晴らしい名馬が揃いに揃っています。
差し馬で非常に優れたものが過去にたくさん存在しています。
競馬 逃げ馬
レースの進展具合はとても重要だとされています。
競走馬たちの実績が高いレースの場合、ペース配分や枠順において有利なのかもしくは不利なのか、ここで勝敗が分かるものです。
そして、競馬は前方へどんどんいける競走馬がほとんど有利な方に持っていきます。
中でも、自分のペースでしっかりと走れる逃げ馬は非常に強い競走馬がほとんどです。
逃げ馬をしっかりと選択するコツは、最初の走りで逃げの競走馬たちと比べる時、スタート時のその距離も結構なポイントです。
この距離の広さにより、レースのペース配分は違ってきます。
その距離との差は小さければ小さいほど吉です。
逃げ馬 現役
現役の逃げ馬として最も向いている性格の競走馬は、闘争心がとても強い競走馬だと言われています。
逃げ馬の今までの激しい体力の消耗から、最終の直線距離にて他の競走馬に追い抜かれる可能性はなきにしもあらず。
しかし、闘争心が非常に強い競走馬であれば、他の競走馬に追い抜かれそうになってもここで負けず嫌いが発揮され、レースでその競走馬から逃がれられる可能性がかなり高いです。
現役の逃げ馬が「逃げ」の戦法をチョイスした理由の1つとして、さまざまな戦法の中でその競走馬に見合う脚質にはどれも不向きだけれども、どんな脚質であっても「逃げ」という戦法を選択するのは可能ということが挙げられます。
逃げ馬 ランキング
キタサンブラックは、元は逃げ馬としてレースに挑んでいたわけではなかったです。
しかし、4歳になってから本格的に逃げ馬として本領を発揮し、そのスタイルをレースにて貫き通しました。
サイレンススズカは逃げ馬として、最も競馬ファンに愛されている競走馬として有名です。
レースで非常に強い印象を与えたタフな競走馬です。
ダイワスカーレットは、この競走馬がマークしていた後方にいる競走馬たちをつぶして、追い抜かれないように常に逃げ続けて勝利するというレーススタイルです。
ミホノブルボンは、調教の時に結構ハードなトレーニングを施していました。
なので、尋常な体力と彼の強い根気が相まって、今までのレース中で素晴らしい実績を残しております。
競馬 大逃げ 伝説
サイレンススズカは、1998年に実施された毎日王冠のレースでは、G1優勝者であるグラスワンダーとエルコンドルパサーが出馬しているのにも関わらず、なんとノーステッキで見事に優勝を手にしております。
セイウンスカイは菊花賞のレースにて、スペシャルウィークを相手に圧倒的な差を見せつけています。
スペシャルウィークはなすすべが全くなく、他の競走馬の影に隠れてただ単に追っかけるだけの走行具合となっていました。
このように歴代の伝説的な逃げ馬は、強い競走馬がいるのにも関わらず素晴らしい走行を見せています。
この出来事があるからこそ競馬ファンから熱い支持を受け、今もなお歴代の素晴らしい名馬として語り継がれています。
競馬 追い込み馬
追い込み馬が得意とされるレース環境は、先行で走っている競走馬の集団や差し馬が、体力をロスすると思われるハイペースが有利な展開にさせると言われています。
あと、最後の直線距離が長ければ長いほど、追い込み馬はそこで爆発的な力をここで発揮します。
追い込み馬に必要な能力は、圧倒的なスピード力とその瞬発力の2つです。
レースの最後の直線距離でどんな戦術の使っている競走馬であっても、脚質問わず自分の持っている最大限の能力を全力で使い、おもいっきり走行し着順位を上げていきます。
また、最後の最後の直線距離まで余裕をもって走行できる大いなる体力も必要となります。
追い込み馬 現役
ディープモンスターは2020年2歳の頃に小倉競馬場の新馬戦にて武豊を騎手として率い、初デビューを飾る予定だったがレース直前にて放馬が原因で除外となってしまいました。
次のレース、京都競馬場の新馬戦で改めてデビュー飾り、単勝オッズ1.4倍の1番人気を得ました。
競走馬のアルバーシャに、1馬身半の差をつけて見事1着にゴールを決めました。
グランアレグリアは、2018年2歳の頃、東京競馬場の新馬戦でクリストフ・ルメールを騎手として率い、華々しいデビューを飾りました。
2着であったダノンファンタジーに前半から後半まで大きな余裕を見せて、2馬身の差をみせつけて 楽々と勝利を得ました。
この2歳の初デビューで、そのタイムはなんと1分33秒6という記録が。
追い込み馬 最強
ミスターシービーは、気性がかなり激しい競走馬だったので、レース展開もかなり荒く一瞬ドキドキするようなシーンが露わになったことが多々ありました。
しかし、最後の直線距離で他の競走馬を瞬時に追い込んでいたその姿は、非常に素晴らしいものがあります。
デュランダルは、主に短距離が最も強いとされており、今まで出馬してきた18レースは全部1800m以下の距離となっております。
だが、短距離でのレースは先行馬や逃げ馬などはレース後半の時、体力が切れるということが比較的少ないです。
このように追い込み馬として非常に不利な展開をみせるレースであるのにも関わらず、追い込みで見事レースで優勝に導くことができました。
その実力は非常に素晴らしいパワーを持っている証拠だと言えます。
脚質 展開
逃げ馬はレースが始まった途端もうダッシュで一番先行を走り、この後のレースの流れを作り出す競走馬です。
この逃げの脚質に最も必要とされている力は「ゲートから飛び出す時の手際の良さ」
先行馬は、先頭にいる逃げ馬の真後ろから追っかけるスタイルとなっております。
前にいる逃げ馬の体力が衰えてきたところで、一気に先頭を切る・・・その脚質が先行馬。
差し馬は競走馬の団体の中間、もしくは後方のポジションにて走行をはかっています。
そして、最後の直線距離にかかると一気に力を発揮し、他の競走馬たちを差し切る・・・そのようなスタイルが差しの脚質となっています。
追い込み馬は、競走馬集団の後方にポジションをつけ、最後の直線距離にて一気に他の競走馬たちを追い抜く・・・その戦法が追い込み脚質のやり方です。
この戦法が上手くいけば、他の競走馬を一気にごぼう抜きすることができるため、見ていて非常に爽快な気分にさせてくれるそんなレースとなっていきます。
まとめ
今回は、脚質についての競馬情報をまとめてご紹介いたしました。
競走馬の脚質はその種類により、レース展開を飛躍的に変化させていきます。
他の競走馬の脚質や競馬場によっても、展開が変わり不利・有利な方向へ導きます。
レースの内容や出馬する競走馬・騎手などをしっかりと把握した上で、そのレースに合った脚質の穴馬を選択してください。
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